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「まよいながら、ゆれながら」の発売記念イベント
「つながって、輪になって」馬場わかな写真展が10月12日からはじまります。

震災の後、あんざい一家と出会いました。
伸也さん 明子さん 草一郎くん 百々花ちゃん
その時のことが、あらためて 蘇ってきました。

2011年3月のできごと
九州で暮らしている私たちにとっても
言葉を失う 何かやりたくても動けないそんな日々のとき

「小さな子供たちのために、友人一家があてのない九州入りをしました。大事な友人です。よろしく」と友人の中川ちえさんからのメール。

すぐに予定していた出張をやめ、家に帰って、母と弟に相談したとき「自分がマンション出るから すぐに呼んだほうがいい」と弟。
「うん。ふとん、あるある」と母。
「あんざいさんね・・」の説明に「うん、りんごの美味しかったところやろ」と言っただけで何もきかなかったこと。

Orange spiceに最初に着いた時
スタッフが作った苺ジュースを 「ずずっ〜」と一気飲みして「おいちいねぇ〜」と言ったももちゃんの一言が
「はじめまして」の大人たちの緊張をすっ〜と、とってくれたこと。

長崎の塩を舐めて甘いねとつぶやいた5歳の草くんと
炒ったいりこを美味しそうに頬張る2歳のももちゃんに
福島のあんざい家の日々が伝わってきたこと。

北海道行きを決断した時の 初めてみた 伸也さんの嬉しそうな笑顔

伸也さんが北海道へ旅立った後、買出しの市場やフライヤーのお願いがてら
3人と波佐見や嬉野の温泉に入って帰ったきた日々

仕事を抜けて
いつも夜ご飯をご馳走になりに行ったときの明子さんの作る「食」の豊かさ。

「えっ?なっちゃんのお菓子を知らないの?」とdans la natureのお菓子を取り寄せて教えてくれたこと。

草君にとって絶対的な母の存在

明子さんの男前な 腹のくくり方・・

あんざい一家の それぞれの家族への「あい」

諌早の 空が青いこと 水がおいしいこと
自分にとって 大事なこと  大切な人たち
いろんなことを 気づかせてくれた一家でした。

お世話になったと言ってくれたけど
本当にお世話になったのは 私たち。
温度差はある九州ですが
たくさんの方に観ていただき
本を手にしていただき
まずは 知ってもらうこと
そして この写真展が
何かのきっかけになると嬉しいなと思います。

「まよいながら ゆれながら」
 ひたむきに 前をむいて
 進んでいく 逞しい一家。

 出逢いに 感謝。

                    Orange spice
                             ひらゆゆうこ。